仕事や人間関係で
いつも同じテーマで行き詰ったり
人生の節目や転機に
自分はどうしたいんだろう?
と悩んでいるとき
いつもと違った視点でみることで
今の自分の位置が分かり
ココロが少し軽くなります
螺旋状の発達モデルを参考に
一緒に考えてみましょう
目次
- ラセン式発達モデル
- 二つの視点
- もう一つの視点の自分らしさ
ラセン式発達モデル
心理学の中で、発達心理学という分野があります
心と体の成長に着目した心理学で
情緒・社会性・自分への認知など
さまざまな要素の発達に着目します
有名なところではエリクソンの発達理論
他にも色んな理論がありますが…
今日紹介するのは
岡本祐子先生の
「アイデンティティのラセン式発達モデル」です

このモデルの私なりの
大まかな捉えをお伝えしますね
人は『自分らしさとは?』
を模索しながら
螺旋状に成長していく存在
最初は青年期(15~25歳前後)に
アイデンティティを獲得し
自分の考えや価値観を育んでいく
色んな経験を重ねながら
中年期(40~64歳)の頃に
今まで考えや価値観では通用しなくなり
改めて自分らしさ(アイデンティティ)
を模索する時期が何度かある
図の螺旋状の下の部分のように…
私はこの螺旋式モデルに勇気づけられました
人の成長って何歳になっても
行きつ戻りつをくり返しながらも
ちゃんと成長しているんだなって
再確認できたからです
そして、何歳になっても
人生の節目や転換期には
自分らしさで悩んだりする
考えても仕方ないことは
ケセラセラ~ですが
時にじっくりと自分と
向き合うことは大切
私の場合は 40代に入る頃
身近な人の死をキッカケに
生き方や考えかたに
大きな影響を受けました
それまでは医療を中心に
人生の中の健康支援を考えていましたが
心理学・アロマセラピーなど
学びも広がり
進む方向性も変化していきました
(詳しくはプロフィール欄へ)
新たに変化する前は
今のままで良しとしていたこと
違う価値観に出会ったりして
通用しなくなった価値観を手放し
新たに再構築するのだから
それはもう大きな葛藤ですよね
一部分を修正ですむこともあれば
ガラリと変わる時もある
でも、この時期をどう過ごすか
何を選ぶかで
その後の成長や
進む方向性が決まってくる
そう思うのです

でもそうやって葛藤している時も
ちゃんと成長プロセスの中に
いるんですよね
そう思うと
気持ちが少し軽やかに
とはいえ、自分のことを振り返ると
渦中にいる時は
感情も思考も揺れます
そんな時…
一人で抱え込まないことが
大切だと私は思います
信頼できる周囲の人に相談したり
話しを聞いてもらったり
客観的な視点やフィードバックを
もらったり
誰かに相談が難しければ
自分の気持ちや困っていることを
書き出してみるだけでも違いますよ
感情をはきだしたり
絡まった思考の整理に役立ちます
感情を溜め込むと
体にも影響してきます
もちろん
専門家のサービスを利用するも
安心して委ねられますね