プロフィールに書ききれなかった内容を、3つのStoryに分けて綴っています。
看護師の私が、なぜ『個人事業主』になったのか?
今までの私の歩みはこちらから↓
看護師とセラピストのWワークを、約5年間続ける中で、地域医療・訪問看護などに関わりながら、色んな思いがわいてきました。
公的な医療・保健・介護サービスは、健康を守る大切な柱です。
同時に、制度内では縛りがあったり、補えない部分もあります。
超高齢社会に突入したこれからの時代は、今まで以上に、お一人お一人が『自分の健康作り』や『いつかくる最後の日への備え』を意識的に取り組むことが大切になっていくと私は感じています。
そういう部分にお一人ずつ丁寧に関わて行きたいと思うようになりました。
又、年齢的なことも含め、改めて『自分らしさを活かせる働き方・場所』について真剣に考えました。
個人事業主としての起業も、一つの選択肢としてありましたが、リスクを考えると、今一つ踏み出せず…。
そんな時、健康診断で乳がん検診の再検査の通知がありました。
今ある健康って『当たり前じゃないんだよね…』と、再々再実感です。
再検査の結果が問題なかったら、自分がやりたいと思っていたことを行動に移そうとその時に決めました。
結果は、異常なしでした。
帰りの帰路で見た青空が、今までに感じたことがないぐらい、澄んで綺麗な青空だったのを今でも覚えています。
その後も、自分の決断を後押ししてくれる出来事がいくつかあり、日々の健康作りに役立つサービスとして、2018年にアロマセラピーを用いた健康支援のサロンをオープンします。
起業に関しては、右も左も分からなかったので、最初は札幌市で開催している『ソーシャルビジネススクール』に通いました。
まずは自分が目指すミッションを明確にするところからは始まり、様々な分野で起業している方の体験談を聞く機会も沢山ありました。
志の高い方が多く、参加することで、とっても良い刺激と熱量を頂き、同時に自分の甘さも痛感。
まずはスモールステップで、レンタルスペースを借りながら始めました。
半年後には、サロン物件を借りて、アロマトリートメントの他にも、アロマ・タッチケア講座・カラー講座を提供したり、病院や学会のイベントとして、アロマハンドトリートメントを提供させて頂いたりと、活動が広がっていきました。
介護施設へのハンドタッチケアの導入なども、ボランティア活動を重ねながら取り組んでいましたが、まさかのコロナ禍に…。
その後も、試行錯誤しながら続けていましたが、サロン物件を手放すことを決断します。
もちろん、苦渋の選択でした。
改めて今後の事業の在り方を再検討し、オンラインで提供てきるサービスを取り入れていきました。
サロンでは、40~50代女性のセカンドキャリアのお悩みを伺う機会が多かく、私自身も含めて女性の人生後半のサポートに活かしたいと思い、キャリアコンサルタントの学びに繋がります。
ここまでを振り返ってみると…
出会いや経験を活かして、様々な経験を重ねてきたことは私の強みでもあります。
同時に『一つのことを継続するのが苦手だな…』と、自分を情けなく感じることも多々ありました。
引いた視点で俯瞰してみると…
看護・死生観という要素をベースに、一つ一つの経験が繋がって今に至っています。
人それぞれ、個性を持っていて…
いつしか、その個性・資質が活かされる場所・発揮される時期・方法は、みんな違っていいんだって思えるようになりました。
そう思えるようになったのは、今まで出会った方との対話・受けた様々なサービスや学びが、その時に必要な気づきを得て、少しずつ自分自身や過去の経験を受け入れることに繋がったと実感しています。
出会いと経験の積み重ねで、少しずつその体験や学びが統合されていく感じです。
そう実感できたのは、出会ってくださった皆さまのお陰です。
同時に、過去の経験を一度文字に起こし整理をして、客観的に捉えることも、私はとても役だちました!
中でも『星読み』と出会い、自分の資質や、なぜこのテーマに関心がわくのか?自分が繰り返す行動パターンの背景を知ることで、今まで否定的に感じていた自分の経験を、『ちゃんと私らしく生きてきたんだな~』と許せたり…。
キャリアコンサルティングでは、『全ての経験が繋がっていて、どれもが大切な自分の一部なのだ!』と第三者のフィードバッを通して、改めて実感できました。
それでも、自分の思い癖のようなものがまだ少し残っていて、そんな時は、信頼できる人との対話や、自分の羅針盤的なものを確認することによって、また調整されていきます。
そして、人生には、このような伴奏者の存在が必要だ!!と私は実感しています。
これからは、今までの全ての経験を活かしながら、ご縁のある方の伴奏者的な存在として、『自分らしい道を歩む』お手伝いをさせてください。
また、同じような志を持っている方、悩みをお持ちの方に、少しでも私の経験がお役にたてたら幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
長いストーリを最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。